山垣雄護さん: 2023年度 計測自動制御学会関西支部?システム制御情報学会シンポジウムで優秀発表賞を受賞

公開日 2024年02月16日

本学大学院システム工学研究科の山垣雄護さん (博士前期課程2年、先進情報処理メカトロニクスクラスタメカトロニクス計測研究室)が、2024年1月12日に開催された2023年度 計測自動制御学会関西支部?システム制御情報学会シンポジウムで、優秀発表賞を受賞しました。

計測自動制御学会関西支部とシステム制御情報学会は、若手研究者?技術者の研究活動の促進と相互交流を図るため、それぞれの研究活動の促進だけでなく、研究者?技術者の間のネットワーク構築および深化を図ることを目的として、計測自動制御学会関西支部?システム制御情報学会シンポジウムを共同で開催してきています。

2023年度 計測自動制御学会関西支部?システム制御情報学会シンポジウムでは、対象者72名のうち、山垣さんを含む2名が優秀発表賞を受賞しました。

 

【受賞情報】

 

【発表題目】

「HMDを用いた開口合成法による超音波内部撮像システムの開発」

 

【発表内容】

この研究では,ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使って超音波探触子の空間位置と姿勢角をリアルタイムに計測することで,探触子を自由に走査しながら材料内部を撮像するシステムの開発を目的としています.このシステムでは,拡張現実(AR)によってHMDで撮像結果を現実空間に投影し,あたかも材料内部を透視しているかのように欠陥を立体視することが可能で,あらゆる方向から内部欠陥の形状を観察することができます.今回の発表では,このシステムに開口合成法を導入する事によって,探傷精度を向上させた結果について報告しました.

 

【関連リンク】

 

HMDを用いた超音波AR

表彰状